生活

フードドライブとフードバンクの違いいらない食品を寄付するために

目安時間 11分

皆さんは、普段の生活において「フードドライブ」「フードバンク」といった言葉を

耳にしたことがあるでしょうか。

近年注目されているサービスですので、どこかで聞いたことがある方も

多いのではないかと思います。

 

「フードバンク」に関しては以前詳しく取り上げた事があるので

フードバンクに持ち込みや寄付をするにはどうすればいいの?

こちらを参考にしていただくとして

 

では「フードドライブ」とはどんなものなのでしょう?

二つの違いを説明することが出来ますか?

 

一見同じような言葉にも見えますが、どういった違いがあるのでしょうか。

今回は、フードドライブとフードバンクの二つにどういった違いがあるのか調べてみました!

 

・フードドライブやフードバンクの違い

・どんな事ができるのか

・フードバンクに取り組んでいる企業・自治体

に関して細かくご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

いらない食品は捨てずに寄付できる

皆さんは普段生活していると、「賞味期限」や「消費期限」がいつの間にか過ぎてしまったり、

料理をしていると作りすぎてしまうなど

ご飯を捨ててしまった経験は少なからずあると思います。

 

この「食べ物が余っている人」と、「食べ物が足りない人」をつなげる活動が

「フードドライブ」「フードバンク」なのです。

 

まず、「フードドライブ」「フードバンク」について簡単に説明します!

 

フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、

それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動の事です。

日本にはまだなじみが薄いですが、フードバンクの発祥地であるアメリカでは

1960年代から盛んにおこなわれています。

 

そして「フードバンク」とは主に企業や農家から発生する、

まだ十分食べられるのに余っている食品を寄贈してもらい、

食べ物を必要としている人のもとへ届ける活動および団体を指します。

日本では、令和元年5月に可決された「食品ロス削減推進法」により、

フードバンクの活動に国が支援をする仕組みが整ってきました。

 

 

突然ですが、「食品ロス」をご存じですか。

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを言います。

食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えてしまいます。

 

実は、日本の食品廃棄物等は年間2,531万トンであり、

その中でも「食品ロス」の量は年間600万トンと言われています。(平成30年度推計値)

つまり、日本人の一人当たりの食品ロス量は1年で約47kgと推定され

これは日本人1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になります。

 

このように書くと、「日本ではこんなに食品が余っているの?」と

不思議に思われる方も多いと思います。

 

なぜ食べられるのに捨ててしまうのでしょうか。

皆さんが普段生活している家庭からロスが出る主な理由は、

野菜の皮を厚くむきすぎる等の食べれる部分まで捨ててしまう「過剰除去」

保管しておいた食品の消費期限切れや賞味期限切れなどで手つかずのまま捨ててしまう「直接廃棄」

また、「食べ残し」があります。

 

これらの食品ロスを防ぐためにも、冒頭に紹介した

「フードロス」や「フードドライブ」の活動が大切になってくるのですね。

 

食べないお菓子はフードバンクに寄付できる

「フードバンク」とは、企業や農家から規格外品などを引き取り、

福祉施設等へ無料で提供する団体の事でした。

 

実は、私達もフードバンク団体に寄付できることはご存じですか。

みなさんがいらない、と感じたお菓子なども手順を踏んで寄付することが出来ます!

 

フードドライブ(フードバンクに直接食品を寄付)するには、フードバンクの事務所や食品倉庫に食品を持ち込むか、あるいは配送で届けることが出来ます。

 

フードバンクによっては毎日活動していなかったり、直接食品を持ち込みできる日時を指定している場合もあるので、

食品を寄付する前には事前にフードバンクに確認しておきましょう。

 

また、配送で食品を寄付する場合には送料は基本的に元払いになるため、

そちらも同時に確認しておきましょう。

 

そして、ここからが重要ポイントです!

実際に「フードバンク」に寄付する際に好まれる、一般的な食品の基準とはどういったものでしょうか。

 

好まれるもの:

・お米

・パスタ

・缶詰、レトルト食品

・のり、お茶漬け、ふりかけ

・粉ミルク、離乳食

・調味料

・菓子類

・飲み物

が挙げられます!

皆さんが普段買いすぎてしまった…と感じる者も、気軽にフードバンクに提供できるので

ぜひ参考にしてみてください。

 

また、取り扱いできる食品には注意があります。

・賞味期限まで一か月以上あるもの

・常温保存できるもの

・未開封のもの

・外装には損がないもの

が挙げられているので、注意してくださいね!

 

 

フードドライブとフードバンクの違いとは?

ここまで、フードドライブ、フードバンクについてみてきましたが、

2つの大きな違いとはいったい何でしょうか。

 

ずばり、「フードバンク」は余ったフードを集め、配布する「団体」。

「フードドライブ」は余っている食品を持ち寄り、施設、フードバンクなどに提供する「活動

という違いです!

 

フードドライブの”drive”には「活動」という意味があり、

Food(食べ物)、drive(運動)=食べ物を寄付する活動という意味なのです。

 

フードバンクがNPO法人であったとすると、

・フードバンク…NPO法人フードバンク

 

・フードドライブ…NPO法人フードバンクに、余った食品を寄付する活動

 

というふうに理解して頂けるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

フードドライブに取り組む自治体やスーパーはどんなところ?

最後に、実際にフードドライブに取り組んでいる自治体やスーパーについて調べてみました!

 

東京都(首都圏近郊)

東京都では、都内自治体が環境イベント等でフードバンク団体と連携して

区民・市民から食品を集める例が増えてきているそうです。

実際に都内でフードドライブを実施している自治体は30以上にのぼり、

また、首都圏の9つの自治体(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、さいたま市、相模原市)で構成する

九都県市首脳会議でも食品ロスの削減を図り、

様々な活動を行っているようなので、都内近郊にお住まいの方は

住んでいる自治体の活動を調べてみるのもいいかもしれませんね。

 

その他の地域でも、フードバンク団体が自治体がフードドライブに取り組んでいたので

ぜひ一度、皆さんお住いの地域の情報を見てみてくださいね!

 

 

・スーパー

大阪府では「おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度」を導入しており、

食品ロス削減に積極的に取り組むとともに、消費者に対し効果的な啓発を実施しています。

 

(小売業者)

〇株式会社ダイエー        ・フードドライブの実施

〇生活協同組合コープこうべ    ・フードドライブの受付

                 ・フードバンク、地域団体への食品提供

〇大阪いずみ市民生活協同組合   ・フードドライブの実施         

 

(ショッピングモール)

〇イオンモール株式会社

 

その他にも、様々な飲食店やスーパー等が食品ロスに取り組んでいたので、

ぜひ皆さん、自分の自治体のスーパーや飲食店でも

どのような取組を行っているのか、ぜひ調べてみて

フードドライブに取り組んでいただけたらと思います!

 

まとめ

さて、今回は「フードドライブ」「フードバンク」の内容について調べてきました。

二つの言葉の違いはお判りいただけたでしょうか?

ぜひ、この記事が皆さんの参考になって頂けたら嬉しいです。

 

今回の記事を読んで、ぜひ身近なところから「食品ロス」、

そして「フードドライブ」に取り組んでいきましょう!

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