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生活

香典の書き方中袋無しの場合金額や名前など表書きはどのように書く?

目安時間 8分

葬式というのは、他の時と比べるとかなりマナーが重視されます。

葬式の経験を多くすることは、あまり無いのでマナーについて分からない点がある方はいると思います。

 

そんな葬式の中で本記事が扱う内容は、中袋無しの香典の書き方です。

中袋無しでも売られることがあるので、焦る前に書き方を理解して失礼のないようになりましょう。

 

こちらの記事では中袋のない香典袋に関して

・中袋無しの香典袋の表書き

・裏書にペンを使用しても大丈夫か

・中袋の有無で用途の違いがあるかどうか

・中袋の無い場合のお金の入れ方

に関して詳しく記載しています

 

中袋無しの香典袋表書きの書き方

 

通常は、香典袋には中袋があります。

しかし、実は中袋がない方がいいとされている地域もあります

 

そのため買ってきた中袋がない香典を、手にいれたという方もいるでしょう。

中袋に書く部分(金額等)をどうするのか解説します。

 

まず香典袋の表面には、水引(黒と白の紐)の上に御霊前と書きます。

御香典ではない理由は、宗教(神道、仏教など)により表書きの仕方が違います。

そして御香典よりも使える範囲(宗教不明の場合でもこちら)が広いからです。

 

浄土真宗など使えないこともあるので注意が必要です。

 

水引の下の中央に名前を書きます。

そして名前の書き方ですが、名字と名前(例:山田太郎)を両方合わせて書きましょう。

 

連名で書く場合ですと、目上の方から書き、次の方は書かれた名前の左に自分の名前書き、これを繰り返します。

夫婦の場合、基本夫が中央に書き、妻はその左になり名字を書かずに名前を書きます。

 

次に裏面です。

左下に右から住所・金額の順番で書きます。

 

住所は普通に書いて大丈夫ですが、金額はそうではありません。

領収書のように旧字体で書き、例に出すと「金 壱萬圓」となります。

 

旧字体で書くのが普通ですが、書けないという場合は横書きで「金 10000円」と書いても問題ではないそうです。

しかし、できる限りは旧字体で書くのが無難です。

 

書き方が変わる部分もありますが、そうではないところもあります。

大きく変わるわけではないので、対応できるようにしましょう。

 

中袋無しの香典袋裏面はペンを使っても大丈夫?

 

通常は、香典には筆を使うのが一般的です。

しかし、筆で書くのが苦手だったりそもそも筆を持っていない場合は、どのようにしたらいいのでしょうか?

 

結論からいえば、もし筆が無ければボールペンであったとしても良い場合があります。

通常の中袋がある時場合も、中袋に書く住所や金額は、ボールペンで書いても良いとされています。

 

なぜこうなるのでしょうか?

なぜなら、住所や金額は情報の伝わりやすさのためです。

 

金額は旧字体の書くわけですが、仮に字が上手い方でない場合読めないと困ります。

そして香典袋が汚く書かれていると遺族に失礼です。

 

そういった面も含め、ボールペンなどペン類の使用が大丈夫といえます。

 

ただし、葬式という場ですので遺族は神経質なことが多いです。

ですので、亡くなった方と親しい関係性があったならまだ大丈夫ですが、そうではないならできる限り筆で書くのをおすすめします。

 

そして親しい関係性でも、筆で書くかボールペンで書くか、よく考えてから行動に移しましょう。

 

 

中袋無しの場合のお札の入れ方

 

お札の入れ方も当然、失礼に当たらないようにする必要性があります。

中袋無しですとお札の入れ方は、どうなるのでしょうか?

 

注意する点は、お札の向き方です。

香典袋の表書き(御霊前と書かれているところ)を表にした状態にします。

そして、お札が裏側(福沢諭吉が地面に向く)になるように入れるのが、正しい一般的な入れ方です。

 

3万円など複数枚で入れる際は、お札が一つでも逆になっていないかさらに注意しましょう。

 

お札の向きの方法は、中袋がある場合でも同じくお札が裏側になるようにします。

 

中袋有りと中袋無しの場合も、お札が裏になりますがこれはどういう意味があるのでしょうか?

 

お札の福沢諭吉の顔が見えない状態が意味指すのは、死に対する悲しみとお悔やみを持つということです。

普通悲しいことが発生したら、顔が下を向いてしまいます。

悲しいという気持ちを表すためにお札が裏になるわけです。

 

意味が分かると納得してお札の入れ方を覚えられると思います。

 

 

中袋の有り、無し違いはあるのか?

 

中袋がある場合と中袋がない場合では、何か違いはあるのでしょうか?

 

前述した通りになりますが、名前などの書き方が変わる場合です。

中袋で書くことになるのか、それとも香典袋に書くことになるかの違いがあります。

 

次に金額によっても違いがあります。

故人と関係性が深くない場合は、香典の金額が少なくなります。

 

金額が少ない場合なら、地域の風習関係なしで中袋無しになることもあります。

 

中袋が無いとマナー違反になるわけでもないので、大きく変わるわけではありません。

 

 

まとめ

 

 

中袋が無いと、書き方が多少変わります。

その部分は、中袋に書くはずだった住所や金額です。

これらを香典袋の裏側に書き込みます。

 

葬式は、たくさん経験することは少なく、普通葬式のマナーを意識することはありません。

葬式の予定があるなら、本記事で解説した香典以外のことも学んでいく必要があります。

故人や遺族に恥ずかしくないマナーを意識していきましょう。


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