食事

おせちのえびに意味はあるの?かまぼこやくわい、ごぼうは縁起もの

目安時間 7分

おせちを華やかに彩るえび、

楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

 

おせちにえびが使われる理由は見た目の豪華さだけではなく、

家族が今年も1年幸せに過ごせますように…

との願いが込められています

 

新年に欠かせないおせち料理ですが、

本来の意味をご存知ですか?

 

またそれぞれの料理にもおめでたい意味合いがあるのですが

かまぼこやくわいごぼうなどの食材も縁起ものなのでしょうか?

 

この記事ではおせちに関して

・海老をおせちに入れる意味や由来

・おせちのかまぼこの意味

・くわいをおせちに入れる意味

・おせちにごぼうを入れる意味

・おせちを食べる由来

などに関して詳しく記載していますでは見ていきましょう!

 

おせちにえびを入れる意味や由来

 

えびには複数の縁起の良いいわれがあり、おせちに限らず結婚式などの祝い事などで頻繁に食べられます。

えびはその見た目からも分かるように「曲がった腰と長いひげ」が長寿を表しているとされます。

 

そして「目が飛び出している」外見から、「めでたし(目出たし)」と連想されるからです。

また脱皮を繰り返す生態が「新たに生まれ変わる」というイメージを与え、成長と発展を象徴しています。

 

おせちのかまぼこの意味

 

かまぼこは、保存の効かない生魚の代わりに古くから重宝されてきました。

 

白とピンクのコントラストは紅白にちなんでおり、

なますやえびなどと並んでめでたさを強調してくれる一品です。

 

紅を担っているピンクの部分は「めでたさ」や「魔除け」の意味を持っており、

白色の部分は「神聖さ」や「清浄」の意味を持っています。

 

また、半円形は「初日の出」をイメージしており、

1年の始まりがある元旦に欠かせないものです。

 

おせちにくわいが入っている意味や由来

 

くわいは、お正月を逃せばなかなか食べる機会のない珍しい野菜です。

 

ピンポン球のような形の茎から、

突き出た芽を「芽出たい」として縁起を担いでいます。

 

また、空に向かってまっすぐ伸びた芽を出すくわいの姿を、

出世する人間の姿に重ね合わせ「立身出世」の象徴とも考えられています。

 

縁起のいい、くわいの形を崩さないように芽は残し、

丁寧に茎の皮をむいて六角形または八角形に形を作ります。

 

これは万年生きるとされる亀をかたどっており、

不老長寿」を願うためです。

 

 

おせちに入っているごぼうの意味

 

おせち料理に欠かせない食材としてごぼうが挙げられます。

関西では「数の子」「田作り」と並び「たたきごぼう」が挙げられます。

 

たたきごぼうは、ごぼうをたたいて開くことから「開運」と意味が込められ、さっぱりとした甘さでシャキシャキとして食感が楽しめます。

 

ごぼうは地中に根を張り力強く成長することから「延命長寿」の象徴と考えられ、土地に根付く姿に重ね「家族が土地に根付いて安泰に暮らせますように」という願いもこめられています。

 

煮しめの脇役としても使われ、薬効に優れていることから「健康」のイメージも重ね、おせちの重要な食材の1つです。

 

 

 

おせちはなぜ食べるようになったのか

 

おせちは漢字で「御節」と書くように、もともとは季節の変わり目の節句に神様にお供えするものでした。

それがやがて、年に何回かある節句の中で、もっとも重要なお正月に限定して食べられるようになりました。

 

もともと、神様への料理であったことから、謹んでお籠り(おこもり:神社やお堂などで隔離生活を送ること)して食べるのが原則でした。

 

おせち料理は、本来、大晦日に床の間にお供えしたものです。なので、神様へのお供えものをいただいているという、感謝の気持ちが大切です。

 

よく3が日の間、水仕事をしないようにという意味合いで言われることが多いですが、それだけではありません。

もともと年神様を水に流さないで済むように、という意味で、水仕事をしないための保存の効く料理をつくるということからきているのです。

 

また地域によっては、正月に調理場に立つ事で水や火の神様に嫌われてしまうという言い伝えもあります。

 

新年を迎えられることへの感謝の気持ちや周りの人への感謝の気持ちを持つことが大切ですね。

 

おせちの起源は、中国の節句という考え方から入ってきて、奈良時代までさかのぼるとされています。

ただし、今のような重箱に料理を詰めるスタイルは、江戸時代になってからだといわれています。

 

重箱に詰めるのには、理由があり、何段も重ねることから、「福を重ねる」という縁起担ぎです。

最近は家族の人数が減っているので、2段や3段の重箱をよく見ますが、本来は4段や5段に詰めるのが正式です。

また各重箱に詰める料理も決まっています。

もっと細かく言えば、食べる順番も決まっているのです。

 

おせち料理は、神様への供物料理であるとともに、家族の繁栄を願う縁起物です。

そのため、おせち料理にはえびなどの縁起の良い食材がふんだんに使われているのです。

 

 

おせち料理の由来や、そこに込められた願いを知って食べると、おせち料理がより美味しく感じますね。

最近は手作りしていないという方や、おせち料理はあまり食べない方も、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

今年も食べ物に困りませんように…という願いと感謝の気持ちをこめて、おせち料理を楽しみましょう。

 

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