「■ Amazon.co.jp アカウント更新リクエスト! 【参照】 #JP2794854293」は詐欺メール!
メールボックスを開くと、Amazonから送信されてきたかのような
一通の怪しいメールが届いていました。
「■ Amazon.co.jp アカウント更新リクエスト! 【参照】 #JP2794854293」
このような件名のメールです。
このメールはAmazonを装った詐欺メールです!
メール内でクリックを行うように促されますが、絶対にクリックしないでください!
「■ Amazon.co.jp アカウント更新リクエスト!…」のメールが怪しいポイントが幾つかあります。
- 差出人のメールアドレスが「Amazon」のものではない
- 宛名が個人名ではない
- メール内にあるURLのリンク先が明らかにおかしい
- メールの文章でおかしな部分に記号が含まれている
1~4までのポイントについて
本文で詳しくお伝えしてゆきます。
Contents
差出人のメールアドレスが「Amazon」のものとは違う
差出人をタップしてメールのドメインを確認してみたのですが
「k7Gd1ujL8853MMRGN0K0mhKY9DYUiSEEcksDMXOt@safecarry.jp」
↑このように表示されました。
アマゾンからのメールであれば、ドメインには「Amazon」が含まれるはずなんです。
アマゾンからのメールなのに、「Amazon」がドメインに含まれていないのは
明らかに怪しいですよね。
差出人名は「Amazon.co.jp」となっていますが、差出人名は自由に変更できるので
ここだけをみて、勘違いしないように注意してください。
宛名が個人名ではない
宛名に関して分かりやすくするため、送られてきた迷惑メールを
そのままご紹介します。
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Amazon.co.jp ご利用のお客様へ
異常なアカウントアクティビティ。
私たちのシステムは、あなたのアカウントに関するデータ変更リクエストのレポートを受け取りました。
所有権があなたに適用されることを確認するには、確認ページにアクセスしてください。
確認ページへ
セキュリティ上の理由から、Amazon アカウントを一時停止しました。この問題を解決するには、確認ページにアクセスしてください。
このメールを受け取ってから2日以内にアカウントを確認しない場合。
システムは自動的にアカウントを無効! にしま す。
ありがとうございました。
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このようなメールが送られてきました。
Amazonから個人向けに送信するメールであれば
通常は氏名が記載されているはずです。
しかしこのメールでは、
「Amazon.co.jp ご利用のお客様へ」と記載され個人名が記載されていません。
個人が特定できていないまま、メールを送信しているので
氏名が記載出来ないのでしょうから、この点も怪しいポイントです。
メール内のURLのリンク先が明らかにおかしい
先ほどの見出しで紹介した、メール内に添付されているリンクのURLが
アマゾンのものではありませんでした。
Amazonのメール内にあるリンクは「https://www.amazon.co.jp/」
から始まります。
これが含まれていないものは、詐欺メールだと注意したほうがよいです。
リンク先を確認するには、PCでカーソルを合わせると
画面の左下にリンク先のURLが表示されます。
スマホだとリンクを確認しようとすると、間違ってクリックして
しまう恐れがあるので、下手にリンクの周囲に触れなでください。
PC、スマホどちらも共通しますが、リンクのURLをクリックしないように
注意してください。
メール文章内のおかしな部分に記号が含まれている
こちらも、先ほどコピーしたメール本文を見るとわかるのですが
文末の挨拶の直前にある一文
「システムは自動的にアカウントを無効! にしま す。」
文章を作成していて普通なら「~を無効!にします」なんて風に
こんな部分に感嘆符を書かないですよね。
こういったように、いくつかの疑わしい点があるため
このメールは詐欺メールだと判断しました。
Amazonを装った迷惑メールの識別:確認ポイントと対処法
Amazonからのメールが届いたと思ったら、その正体が詐欺メールである可能性も考慮しなければなりません。
近年、詐欺メールの手口はますます巧妙になっています。
そこで、Amazonを装った迷惑メールかどうかを見極めるための6つのポイントをご紹介します。
【最優先】疑問があればカスタマーサービスへ
何かおかしいと感じたら、まずはAmazonのカスタマーサービスに相談することが最も確実な方法です。
メールの内容に不安がある場合、スクリーンショットを撮って問い合わせましょう。
24時間対応のチャットサービスも利用可能
Amazonのカスタマーサービスは、チャットによる問い合わせも24時間受け付けています。
メールが届いた瞬間から、すぐにでも相談することができます。
送信者の詳細を確認
メールの送信者がAmazonであるかどうかを確認するためには、送信者のメールアドレスをよく見てください。
Amazonからの正規のメールは、通常、"@amazon.co.jp" または "@amazon.com" といったドメインを使用しています。
URLの検証
メール内のリンク先URLを確認して、それがAmazonの公式サイトに繋がるものかどうかを見極めましょう。
疑わしいURLはクリックしないようにしてください。
文面に違和感はないか
メールの内容に誤字脱字や不自然な表現が多い場合、それは詐欺メールの可能性があります。
宛先名をチェック
Amazonからの正規のメールでは、通常、宛先にはあなたのフルネーム
または登録しているニックネームが記載されています。それがない場合は注意が必要です。
Amazon詐欺メールに騙された場合の対処法:絶対にやってはいけないことと相談先
もしもAmazonを名乗る詐欺メールに騙されてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
このような状況は非常に困惑するものですが、冷静に対処することが重要です。
【最重要】詐欺業者に直接連絡しない
何が何でも、詐欺業者に自分から連絡を取る行為は避けてください。
これが原因でさらに被害が拡大する可能性があります。
個人情報の漏洩リスク
電話やメールで詐欺業者に直接連絡を取ると、
その情報を使ってさらに個人情報を特定される危険性があります。
専門家や金融機関に相談する
被害に遭った場合、自分で解決しようとせず、専門の弁護士や
利用している金融機関に相談することが最も安全な対処法です。
弁護士のアドバイスが有用
法的な問題に詳しい弁護士からのアドバイスは、このような状況で非常に有用です。
早めに相談することで、被害を最小限に抑える可能性があります。
金融機関との連携も重要
また、詐欺によって金銭的な被害が出た場合は、速やかに関連する金融機関に報告し、対策を講じてもらうことが重要です。
まとめ
Amazonを装った詐欺メールに騙された場合、焦らず冷静に対処することが大切です。
絶対に詐欺業者に直接連絡を取らず、専門家や金融機関に相談することで
被害を最小限に抑えることができます。
安全なオンラインライフを送るためにも、このような対処法をしっかりと心に留めておきましょう。